宝くじの税金【贈与税に要注意!!】当選金が半分になる可能性も!?

宝くじの当選金に関しては税金はかかりませんが、
当選金を安易に第三者に渡してしまった場合、
贈与税の対象となり高額の税金を支払うことになります！

そこで今回は、
宝くじの税金についての基礎知識や
贈与税の具体的な計算方法をご紹介します！

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宝くじの税金知識

宝くじ子

宝くじの当選金には税金がかかるの？

いいえ！
宝くじの当選金には税金は一切かかりません！

なので、
100万円当選しようが、10億円当選しようが
1円も税金を納める必要がないのです♫

そもそも宝くじは
一時所得でもなく、雑所得でもない。
『非課税』扱いになるので当選金に関しては税金を支払う必要は一切ありません！

詳しい理由はコチラの記事でも紹介しているので
参考にして頂けたらと思います！

ただ！
ここで注意して頂きたいのが【贈与税】です。

贈与税とは、
個人から財産をもらった時にかかる税金のことです。

例えば、
お父さんが宝くじに当選し、
配偶者である妻や子ども(第三者)にお金を渡したときに分配した場合‥。
これも贈与税の対象になります。

宝くじ子

でも、贈与税ってそこまで高額じゃないんでしょ？

いいえ！それは大間違いです！
１つ間違えてしまえば
当選金額の半分は【贈与税】として支払うことになります！

宝くじ子

え？！当選金額の半分も！？

意外と知らない【贈与税】の罠

贈与税は年間110万円以下(基礎控除額まで)であれば、
贈与税の対象にはならないので税金を納める必要はありません。

が、それ以上のお金を贈与した場合、
その贈与した金額に応じて税金がかかってきます！

贈与税率一覧

【一般税率】

※贈与で子ども・孫がが未成年者の場合

【特例税率】

※贈与で子ども・孫が20以上の場合

上記の表を見てわかるように、
最高税額はなんと55%!!!

もし、10億円当選して5億円をお世話になったお母さんに分けた場合、
5億円に対して贈与税がかかってくるので、
必ず税金を納めなければなりません！

贈与税の計算式

(贈与する金額 - 基礎控除110万円) × 税率 - 控除額= 贈与税額

(5億円 - 基礎控除110万円) × 税率55%-640万円
=2億6799万5000円

宝くじ子

2億6799万5000円も!?!?

そうなんです‥。
せっかく宝くじに当選しても何も知らずに親にプレゼントすれば
それだけで大損することになるんです‥！

半分はもっていかれるなんてバカげてますよね!!!
これが宝くじの税金の罠なんです！

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相続税にも要注意！

また、
同じように旦那が宝くじで10億円当選後、
当選金を受け取ったあとすぐ、不幸で亡くなった場合‥。

そう！
相続税がかかってきます！

相続税一覧

相続する金額や法定相続人が何名いるのかで
相続税の計算は変わってきますが、

例えば、亡くなった夫も含めて4人家族だった場合。

• 妻 10億円 × 1/2 =5億円
• 長男 10億円 × 1/4=2億5千万円
• 長女 10億円 × 1/4=2億5千万円

妻の相続税額

5億円 × 50%(税率) - 4,200万円(控除額)
＝2億800万円

長男・長女の相続税額

2億5千万円 × 45%(税率) - 2,700万円(控除額)
＝8550万円

せっかく10億円全部もらえるかと思ったら、
半分以上は税金で支払うことになってしまいます！

これじゃ！不公平じゃないか！

と反論したくなる気持ちもわかりますが
これが日本の法律なので避けることはできません。。
贈与税も、相続制もやっかいですね‥。

ただ！
余計な税金を支払う前に手を打つことだってできるんですよ！

宝くじに当選しても取り乱さないこと！

まずは！
宝くじに高額当選しても取り乱さず冷静になることが大切です！

「やったー！億万長者だぁ〜！」

と言って、すぐに当選金を受け取りに行くのは危険です！

まずは！【税金】のこと！
特に贈与税や相続税のことについてしっかりと考えてから
当選金を受け取る手続きを進めましょう！

何も考えずに
すぐに当選金を受け取りに行き
親や兄弟にお金を分けてしまったら
その時点で【贈与税】の対象になるのでご注意くださいね！

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